感覚やコツをつかむまでに時間がかかるため、熔接やバフかけが美しく仕上がったときはうれしいし、この仕事って面白いなと思います。また元々空間図形は苦手でしたが、複雑な図面を読み取り、2次元から3次元の完成図を想像できるようになって自分の成長を感じました。それが可能になると仕事への面白みもぐんと増すように思います。
加工業務もやはり経験が大切です。最初は製品を削る機械や穴を開けるドリルの扱いなどに恐怖心を抱いていましたが、常に先輩が寄り添ってくれたので、それも少しずつ取り除かれていきました。サポートしてくれる手があることは大きな安心感につながります。

今後は、さらに難しい図面のプログラミングにも対応できるようになりたいですね。そしてプログラム作成からレーザー加工、バリ取り・穴開け、ベンダー、熔接までの一連を広く担当できるようになるのが目標です。また加工の経験と知識を生かし、図面の改善提案を速やかに行い、現場のスムーズな作業につなげられるようになりたいと思っています。
現在、SNSを活用して英語力アップに努めています。それを海外企業との取引や図面の読み取りに役立てることができれば作業の時短化も可能になります。今後も楽しみながら学びを継続し、国際的な視野や知識を深めて人間力を高めたいと思っています。

製造部 製造課前田 千尋

新発田市出身。休日はフットサルで汗を流し、麺好きで、おいしいラーメン店やパスタの店めぐりを楽しむ。テレビ鑑賞、読書などインドアの趣味も多彩。